料理がそんなに得意じゃない私でも、「これだけは変えてよかった」と心から思っているものがあります。それが調味料です。本当においしい調味料をそろえると、料理が下手でも、ものすごく簡単な料理でも、不思議とおいしくなるんです。
体調を崩したことをきっかけに食事を見直すなかで、私は調味料にもこだわるようになりました。今日は、私が普段使っている基本の調味料と、選ぶときに気をつけていることを紹介します。
この記事でわかること
・私が調味料を選ぶときの基準
・そろえておきたい基本の調味料(醤油・みそ・みりん・酒・塩・甘み・油)
・料理初心者でもおいしくなる、ちょっとした考え方
基本の調味料さえあれば、だいたいの料理は作れる
あれこれ特別な調味料をそろえなくても、基本の調味料さえあれば、だいたいの家庭料理は作れます。そして、その基本のひとつひとつを「本当においしいもの」にするだけで、いつもの料理の味がぐっと変わります。
高い調理技術がなくても、いい調味料が味を底上げしてくれる。これは、料理が苦手な人ほど試してみてほしいポイントです。
私が調味料を選ぶときの基準
「このメーカーじゃなきゃダメ」というこだわりは、実はありません。私が見ているのは、原材料表示です。
- なるべく昔ながらの製法で作られているか
- 余計なものが入っていないか(シンプルな原材料か)
- できるだけ国産・地産地消のものか
国産にこだわるのは、「国産だから絶対安全」と思っているからではありません。ただ、私は日本が好きですし、自分の国が豊かになってほしい。だから、同じ日本人を応援する気持ちで、国産の製品や日本の企業を選ぶようにしています。転勤先の道の駅などにお邪魔して、その土地でがんばっている作り手さんの調味料を買うのも楽しみのひとつです。
そろえている基本の調味料
醤油
出雲の古式醤油を使っています。選ぶときは、大豆と塩だけで、昔ながらの製法で作られたものを。原材料がシンプルなものほど、香りも味わいも深い気がします。
みそ
昔ながらの天然醸造で、原材料が大豆・塩・水・麹だけのものを選んでいます。自分で手作りする方もいますが、私には時間も場所もないので(笑)、信頼できるものを選んで買うようにしています。
みりん
三河の本みりんを使っています。「みりん風調味料」ではなく、もち米・米麹・本格焼酎だけで昔ながらの製法により造られた本みりんを選ぶと、料理にやさしい甘みとコクが出ます。
我が家では一升瓶と小さい瓶をどちらも買って、小さい瓶に詰め替えながら使っています。まずお試しなら700mlサイズ、しっかり使うなら一升瓶がお得です。
酒
私はお酒が飲めないので、お酒好きの方には怒られてしまうかもしれませんが(笑)、料理には米と米麹だけで作られた、飲んでもおいしいくらいの日本酒を使っています。いわゆる「料理酒」は醸造アルコールなどが含まれているものが多いので、ここも原材料を見て選んでいます。
塩
精製塩ではなく、海水から作られた天日干しの天然塩を使っています。塩は料理の土台になるので、ここを変えると素材の味の出方が変わるように感じます。
甘み(砂糖の代わりにはちみつ)
我が家では砂糖は使わず、甘みが必要なときははちみつを使っています。選ぶのは、国産で非加熱の純粋はちみつ。原材料が「はちみつのみ」のものです。
個人的には、色が薄いものほどおいしく感じます。また、百花蜜やアカシアなど、ミツバチが蜜を集める花の種類によって風味が変わるので、お好きな味のものを探してみると楽しいですよ。
ちなみに、この塩とはちみつは手作りスポーツドリンクにも同じものを使っています。料理以外でも出番が多いので、我が家では常備品です。
油
油は、私が一番気をつけている調味料かもしれません。私たちの細胞膜は脂質からできているといわれていて、どんな油をとるかは体にとって大切だと考えているからです。ある本を参考に、質のいい油を選ぶようにしています。
避けたいのがトランス脂肪酸です。これは主に、マーガリンやショートニング、それらを使った加工食品(菓子パン・お菓子・揚げ物など)に多く含まれます。悪玉コレステロールを増やすとされ、WHO(世界保健機関)が削減を呼びかけ、アメリカやデンマークなどでは規制されています。
日本人の平均摂取量は少ないとされていますが、これはあくまで「平均」。お菓子や菓子パン、揚げ物をよく食べる人は、知らないうちに多くとっているかもしれません。私はできるだけ避けるようにしています。
逆に、積極的にとりたいのが青魚などに多いオメガ3脂肪酸。アマニ油などにも含まれますが、独特の風味があって、私は少し苦手なんです(笑)。オリーブオイルやごま油に含まれるオメガ9脂肪酸もいい油と言われています。ただ、香りのいい油は加熱すると風味が飛びやすいので、私はサラダや仕上げなど、できるだけ生で使うようにしています。
「じゃあ炒め物や揚げ物にはどの油を使えばいいの?」となりますよね。私が使っているのはこめ油です。加熱に強く、トランス脂肪酸がほとんど含まれないので、加熱料理に使いやすいです。ビタミンEが豊富に含まれているのもうれしいポイントです。
※油や栄養についてはあくまで私が学んだ範囲の話で、効果を保証するものではありません。体質や持病によって合うものは異なるので、気になる方はご自身でも調べたり、専門家に相談したりしてみてくださいね。
※砂糖や油を見直すようになったのは、体調を崩して食事と向き合ったことがきっかけでした。その話はこちらに書いています。
全身に蕁麻疹が出た私が、食事と運動で体と向き合った話はこちら
一度に全部そろえなくて大丈夫
いい調味料は、正直、お値段は少し張ります。でも、一度に全部そろえる必要はありません。今使っているものがなくなったタイミングで、ひとつずつ「いいもの」に置き換えていけば大丈夫です。
まずは、毎日使う醤油や塩から変えてみるのがおすすめ。それだけでも、いつものお料理の味が変わるのを感じられると思います。
・基本の調味料さえあれば、だいたいの料理は作れる
・いい調味料は、料理が苦手でも味を底上げしてくれる
・選ぶ基準は「原材料表示・昔ながらの製法・国産/地産地消」
・砂糖の代わりにはちみつ。色の薄い非加熱の純粋はちみつが好み
・一度に全部そろえず、なくなったものから少しずつ変える
料理が得意じゃなくても、調味料を変えるだけで食卓がちょっと豊かになります。よかったら、まずはひとつから試してみてくださいね。

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