ジャパンオープンのチケット抽選に、たくさん応募しました。当たったのは土曜日のセッション1、シングルス2回戦の1枚だけ。
でも、その1枚でいちばん見たかったアルカラス選手を見ることができました。しかもその選手が、そのまま優勝。こんなに運のいい観戦はなかなかありません。
今回は、試合の中身ではなく「行ってみて分かった現実的なこと」を書きます。来年行く方の役に立てばうれしいです。
- 10月の有明コロシアムが、思っている以上に暑いこと
- 2階席からの見え方と、生で見たときの迫力
- 日差しを避けたいなら「北側」を選ぶべき理由
- 会場に食事できるレストランはないということ
- 飲み物はいくら持っていっても足りないこと(現地価格も)
- 駅前のコンビニが混む理由と、空いている穴場
10月なのに、汗だくになりました
まず、いちばん伝えたいことから。10月でも、晴れた日の有明コロシアムはとても暑いです。
有明コロシアムは屋根が開くつくりになっていて、天気のいい日は開いたまま試合が行われます。つまり、日が当たる席はそのまま直射日光を浴び続けることになります。
私は以前も同じ経験をしているのですが、今回も汗だくでした。「10月だから涼しいだろう」と思って行くと、確実に後悔します。
そして大事なのが、日傘はさせないということ。後ろの席の人が見えなくなるので当然ですが、「日差しが強かったら日傘を開けばいい」という逃げ道はありません。身につけるもので防ぐしかないのです。
- 帽子(つばの広いもの)
- サングラス
- 日焼け止め
- 日よけになる薄手のアウター
日差し対策のくわしい話は、テニスの日焼け対策に書いています。私がふだん使っているものもそちらにまとめました。水分補給については夏のテニス熱中症対策もあわせてどうぞ。
席は「北側」を選ぶのが正解です
ここが、今回いちばんの発見でした。
私の席は2階の北側コートエンドでした。メインのゲート(南側)とは反対側です。チケットには「エンド側」と書かれていましたが、実際に座ってみるとエンドとサイドのちょうど間、少し斜めになっている位置でした。
この北側の席、最初は日が当たります。でも——
正午を過ぎると太陽の位置がずれて、そのあとは日が当たらなくなりました。
これを知っているかどうかで、観戦の快適さがまるで違います。夏の時期の観戦でも、北側を選ぶのが得策だと思います。午前中の少しの我慢で、午後はずっと日陰にいられるのですから。
それと、行く前にひとつ心配していたことがあります。「2階席だと遠くて見えないのでは」ということ。結果から言うと、選手もボールも、しっかり見えました。むしろコート全体が見渡せるぶん、試合の流れが分かりやすかったくらいです。
会場に、食事できるレストランはありません
これも知らずに行くと困るところです。会場内に、座って食事ができるレストランのような場所はありません。
あるのはお弁当やケータリングのお店です。ただ、
- 値段は、ふだんより高めの設定です
- 人気のお店は行列ができていて、買うのにも時間がかかります
これをどう受け取るかは、人によると思います。お祭りだと思って楽しむのも、ひとつの楽しみ方です。普段は食べないようなものを買って、特別な一日にする。それも悪くありません。
一方で安く抑えたい人は、事前に食事を済ませていくか、持っていくほうが確実です。試合を見ている時間に行列に並ぶのは、もったいないですから。
でも、飲み物は結局その場で買いました
そう言っておきながら、正直に書きます。私は飲み物も食事も持っていきました。それでも暑すぎて、結局その場で冷たい飲み物を何本か買いました。
会場で売っている飲み物は、1本300円くらいします。何本も買えば、けっこうな金額になります。
持っていったとしても、冷たいまま飲めるのは最初のうちだけです。凍らせたものを入れていくか、「現地で何本か買うことになる」と見込んで少し多めにお金を持っていくほうが現実的だと思います。飲み物だけは、ケチらないほうがいいです。
駅前のコンビニは混みます。少し歩くと穴場があります
「じゃあ駅で買っていこう」と思いますよね。ここにも落とし穴があります。
りんかい線の国際展示場駅にもコンビニはあるのですが、テニスに行く人だけでなく、国際展示場のイベントに行く人も使うので、いつも大変混雑しています。
そこでおすすめなのが、コロシアムとは反対方向に少し歩くことです。歩いた先に、もう少し広いコンビニと、マクドナルドがありました。同じ建物には飲食店も入っています。
意外だったのは、土曜日の朝でも空いていたこと。みんな会場の方向に歩いていくので、逆方向は盲点になっているのかもしれません。ここは穴場だと思います。
それでも、生で見る価値はあります
暑いし、食事は並ぶし、日傘もさせない。書いていると大変そうに見えますが、それでも行ってよかったと心から思っています。
いちばん見たかった選手を生で見られて、その選手がそのまま優勝する。テレビで見ていたら味わえない時間でした。
いちばん驚いたのは、速すぎて目が追いつかないことでした。テレビだとカメラが追ってくれるので気づきませんが、生で見ると、打った瞬間にはもう反対側に飛んでいます。
そして躍動感です。走る、止まる、打つ。その一つひとつの動きの大きさと速さは、画面越しでは絶対に伝わりません。
得意のドロップショットも見ることができました。テレビで何度も見てきたスーパープレーを、同じ空間で見る。そしてそのたびに会場が盛大にわきます。あの一体感は、本当に楽しかったです。
準備さえしていけば、暑さも行列も「そういうもの」として楽しめます。この記事が、その準備の役に立てばうれしいです。
まとめ
- 10月でも晴れていれば屋根は開いていて、日が当たる席は汗だくになる
- 日傘はさせない。帽子・サングラス・日焼け止め・薄手のアウターで防ぐ
- 北側の席は、正午を過ぎると日が当たらなくなる
- 会場にレストランはない。弁当とケータリングのみで、やや高めで行列もできる
- 安く済ませたいなら、事前に食べるか持っていく
- 2階席でも、選手もボールもしっかり見える
- 飲み物は持っていっても足りなくなる。会場では1本300円くらい
- 駅前のコンビニは混む。反対方向に少し歩くと、広いコンビニとマクドナルドがある
大会の結果や見どころは、木下グループジャパンオープン2026 結果まとめに書いています。チケットの取り方や用語の説明も、そちらにまとめました。
来年も、またあの空気を味わいに行けたらいいなと思っています🎾


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