夏のテニスは本当に過酷です。直射日光が当たるコートでは、気温より体感温度がかなり高くなります。私もテニスを始めた頃、練習中に頭がぼーっとして動けなくなりかけた経験があります。
それ以来、夏の練習は「楽しむ前に安全対策」を徹底するようになりました。テニス歴5年の主婦目線で、実際にやっている熱中症予防と対処法をまとめます。
① テニスが特に熱中症リスクが高い理由
- 直射日光を長時間浴びる:屋根のないコートでは日陰がない
- コートからの照り返し:ハードコートは特に熱をため込みやすい
- 激しい動きで体温が上がりやすい:走る・打つの繰り返しで発熱量が多い
- 試合や練習に集中して体調変化に気づきにくい:夢中になると自覚症状が遅れる
② 熱中症の症状チェックリスト
以下の症状が出たらすぐに休憩を取ってください。
- 【軽度】めまい・立ちくらみ・大量の汗・筋肉のこむら返り
- 【中度】頭痛・吐き気・体がだるい・集中できない
- 【重度】意識がもうろうとする・体が熱いのに汗が出ない → すぐに救急対応!
「なんか変だな」と感じたら迷わず練習を止める勇気が大切です。テニスより自分の体が大事。
⚠️ 前日のお腹の不調サインを見逃さないで
実は、脱水症状は腸から始まると言われています。練習中や試合中に熱中症になる人の多くが、前日からお腹の調子が悪かったり、下痢の症状があったりするケースが多いです。
お腹を壊しているときは、体がすでに水分・電解質を失っている状態。そこにテニスの激しい運動が加わると、脱水・熱中症のリスクが一気に高まります。
- 前日から下痢・腹痛・軟便がある場合は翌日の練習を休むことも検討する
- どうしても参加する場合は、いつも以上に水分・電解質補給を意識する
- 経口補水液(OS-1など)を前日から飲んでおくのも有効
「ちょっとお腹の調子が悪いだけだから大丈夫」と無理して練習に行くのが一番危険です。テニスよりも自分の体を優先する判断が大切です。
③ 私が実践している熱中症予防法
練習前:準備が9割
- 十分な睡眠:寝不足は体温調節機能が下がる
- 朝から水分をこまめに摂る:練習直前だけでは間に合わない
- 食事でナトリウム補給:みそ汁・梅干し・塩分を意識した食事
- 日焼け止めを必ず塗る:日焼けも体力を消耗させる原因になる
練習中:こまめなケアが大事
- コートチェンジのたびに水分補給:のどが渇く前に飲む
- 帽子・サンバイザーは必須:頭への直射日光を防ぐ
- 冷却タオルを首に当てる:休憩中に首・手首を冷やすと効果的
- 日陰での休憩を積極的に取る:無理して動き続けない
練習後:回復も大切
- 涼しい場所で体を冷ます
- スポーツドリンクや経口補水液で電解質補給
- 食欲がなくても水分だけは必ず摂る
④ 持っていくと便利なグッズ
- 保冷ボトル(大きめ):1L以上がおすすめ
- 冷却タオル:水に濡らすと冷たくなるタイプが便利
- 塩飴・塩タブレット:手軽に塩分補給できる
- 携帯用扇風機:休憩中にあると助かる
- 経口補水液(OS-1など):本格的な脱水のときに備えて1本持参
⑤ 熱中症になってしまったときの対処法
もし自分や仲間が熱中症の症状を感じたら、すぐに以下の対応をしてください。
- すぐに涼しい場所(日陰・屋内)に移動する
- 服を緩めて体から熱を逃がす
- 首・脇の下・太もものつけ根を冷やす(氷や冷たいタオルで)
- 意識がある場合:経口補水液やスポーツドリンクを少しずつ飲む
- 意識がない・ぐったりしている場合:すぐに119番
⑥ 夏は屋内スクール・ジムのテニスコートを活用する
熱中症対策として、夏の間だけ屋内コートに切り替えるという方法もおすすめです。
- 屋根付き・室内コートのスクールを探す:冷暖房完備の室内スクールも多く存在します。夏の間だけ通うのもあり
- スポーツジムのテニスコート:フィットネスジムの中にテニスコートが併設されている施設が増えています。冷暖房が効いていて快適
カーペットコートの注意点
屋内コートやジムのコートはカーペット(室内用の人工芝)であることが多いです。オムニコートやハードコートに慣れていると、感覚がかなり違います。
- ボールがあまり弾まず、低く滑ってくる感覚
- 足の滑り方もオムニ・ハードとは異なる
- 試合をメインでやっている人は、本番のサーフェイスに合わせた練習が必要な場合もある
暑さを避けることを優先するか、サーフェイスの感覚を優先するかは目的によって変わります。健康・継続を優先したい方は夏だけ屋内に切り替えるのも賢い選択です。
練習後の熱いシャワー・お風呂は危険!
練習後にシャワーを浴びる方は多いと思いますが、熱いシャワーはNGです。
体がまだ火照った状態で熱いシャワーを浴びると、体の中の熱がさらにこもってしまい、熱中症を加速させる原因になります。熱いお風呂に浸かるのはさらに危険です。
練習後はぬるめのシャワーで体を冷やしながら温める、もしくはしばらく涼しい場所で体温を下げてからシャワーを浴びるようにしましょう。
水分補給の詳しい方法はこちらの記事もあわせてどうぞ。
テニス中の脱水予防|水分補給のタイミング・量・何を飲むべきか解説
まとめ
夏のテニスは「準備」と「こまめなケア」で安全に楽しめます。熱中症は命に関わることもある怖い症状ですが、正しい知識と対策があれば防げます。暑い夏もテニスを楽しむために、ぜひ今日から実践してみてください!


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